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大阪大学文芸学研究室公式サイト
大阪大学 文学部/人文学研究科
文芸学研究室
文芸学って何ですか?
大阪大学文芸学研究室は、大阪大学文学部/大阪大学大学院人文学研究科の芸術学専攻の一つとして、言語や地域に限定されず、「芸術としての文学とは何か」について研究しています。以下の六つが本研究室の主たる研究領域ですが、学生の卒業論文、修士論文のテーマはこれに限られず非常に多彩です。
様々な研究領域
神話学
神話は古くから洋の東西を問わず、人間の文学的創造の淵源でした。本研究室では、古代ギリシア・ローマをはじめとした世界の神話や伝説、民話の個別研究や理論的研究を行っています。
文学理論
ある時代、ある地域において、文学や言語表現がどのように読まれ、考えられていたのか。創作についての原理的考察を関連する学問分野の知見を併せつつ、歴史的に跡付けていく研究も盛んです。
西洋古典
古代ギリシア・ローマで書かれた文学作品は本研究室の中心的な研究対象です。叙事詩、抒情詩、悲劇、弁論、小説など多彩なジャンルの文学作品を研究しています。二年生から初級文法を始めることも可能です。
地域文学
大阪大学文学部の中で専門研究室を持たない言語、地域の文学研究もおこなわれています。これまでロシア語、イタリア語、フィンランド語、ネパール語などの文学で卒業論文、修士論文が提出されました。
受容
古代に書かれた文学が後世にいかに受け継がれたのか?その過程にどのような変容を遂げたのか?こうした問題を考察することは、現代の文学やその他の芸術表現を深く理解するための基礎となります。
詩論・弁論術
古代ギリシアの演説の技術である弁論術は、「人を動かす」言葉の働きについて、いわゆる小説や詩などの「文学」だけではない広い視野から考えることを可能にしてくれます。こうした弁論術について理論と実践から研究しています。
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